経済政策の羅針盤

経済もしくは経済学について勉強していきます。

雇用大崩壊―失業率10%時代の到来

雇用大崩壊―失業率10%時代の到来 (生活人新書)

雇用大崩壊―失業率10%時代の到来 (生活人新書)

 

戦後最悪の経済不況の嵐が世界を吹き荒れるなか、対応が後手に回る日本。もはや金融崩壊どころではない。雇用の大崩壊が目前に迫っている。失業率が10%を超えると、いったい日本はどうなってしまうのか。働く人々の不安と希望の喪失という現状を描き出し、解消の道を探る緊急提言の書。

日本の完全失業率に信頼性がない理由として挙げられるのは、働こうという意思を持たない失業者は除外されることです。働こうという意思が持たない失業者を加えれば、完全失業率は2%上昇すると言われています。働くためのスキルがあり、高等教育を受けた労働者でも、働こうという意思がなければ、日本の完全失業率の中には入らないということです。この本はそのようなことを指摘しております。

この本の指摘しているのは、一つ目が日本に必要なことは失業保険を完備するなどの失業手当を充実させること。二つ目が納税者背番号制、今で言うマイナンバーによってセーフティネットを完備することなどを提言しています。