経済学の教科書を読むブログ

経済、もしくは経済学について勉強していきます。

貧困JK報道における、貧困像の押し付けの気持ち悪さについて。

f:id:aoym123:20160821225138p:plain

昨日取り上げた貧困JK報道について書いた記事で事実誤認があったため訂正します。

NHKで報道された女子高生の家庭では、生活保護について言及がなかったようです。

どうやら子供の貧困についてNHKが報道するため、件の女子高生が取材され、それがネットで「この程度は貧困に入らない」と叫び続けているのが事実のようです。

でも、それが事実だとするとネット上で行われていることはさらに厄介だと考えます。

こちらをご覧ください。

gogotsu.com

女子高生の姉を自称するtwitterアカウントが登場し、実家で知らない人物がうろついているようで、家族が心配しているようです。

上記の記事について、痛いニュースが取り上げており、女子高生家族や女子高生の姉が叩かれるという不思議な現象が起きています(痛いニュースについてはリンクしません、サイトのアクセス数が増えるだけです)。なぜ女子高生の家族が叩かれなくてはならないのでしょうか、家庭にうろつく知らない人物を指摘するコメントは見当たりませんでした。

一番ひどいのが政治家のtwitterのこのコメントです。

twitter.com

片山さつき氏が、この件についてtwitterで取り上げ、この報道のについて疑問を呈しています。さらに片山氏はこの報道自体がNHKのやらせであるという内容のツイートをRTしています。正気でしょうか。

 

この件について、本当に思うのは、ネット上の人々「自身の貧困像」を持っており、それに適合しなかった女子高生を叩いてるだけだと思います。そもそも、それぞれの家庭が何にお金を消費するのかはそれぞれの家庭で決めればいいだけのことです。それが「自身の貧困像」と適合しないだけで、女子高生個人を叩いたり、社会的にリンチする、特にそれを政治家が加担することは絶対にあってはいけないことです。

 

日本で格差がなくならない理由にはこのような背景があることがわかった気がします。